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<住宅営業マン経験だけに、知ってしまった外構のポイント>
「あの家ってセンスいいよね〜」
注文住宅を設計中のお客様が、建売住宅を販売しているところをみて言いました。
最近の建売などは、売れるしくみをよくわかっているのでお庭に力を入れて販売しています。
一昔前の売れるしくみは、出窓と対面キッチンでした。
まず、奥様の心をつかむのがポイントだそうです。
町並みの名前も「ガーデン〜」とか、「グリーン〜」とか家族で幸せを感じられそうにつくっています。
ウッドデッキはランクアップのポイントのようですね。
でも、
ほとんどの注文住宅の方は、
外構、植栽にお金をかける割合はすくないですね、
建売住宅の外構、植栽にお金をかけている割合はとても多いので、
(何件もまとめて工事できるからお得ということもありますが、)
「うちの外構もあそこの建売みたいでいいよ」
といわれて見積もりをつくると、
びっくり! な見積もりになってしまいます。
そんな、お金をかける部分のお話しをしても、
このホームページを読まれている方の多くが、
建物に多くお金をかけ、外構は、残ったお金でちょろちょろっとでいいよ。
その分、床暖房とか、ガスオーブンとか、お風呂をワンランク上のものに・・・
生活するのは、家の中なんだから!
というのが普通のようです。
私も、住宅の営業をしていた時は、
お客様の家つくりにかかる予算の
「資金計画」というものを最初に提案しないといけませんんでした。
その中で、
建物は、坪単価*大きさ
その他に設計料、屋外給排水、解体、造成工事、地鎮祭など
絶対必要で、削ることのできない予算、
付帯工事として、エアコン、照明、カーテン、外構、引越し
この合計が、私の会社で家をたてた場合の総予算です。
と提案していました。
外構の値段は、安く書かないと、
「見積もりの高い会社」と思われて、他の会社で家をたててしまうのでは、
と考えている営業さんがほとんどだと思います。
「植栽は、時期をみて、もう少し先にしてもいいと思いますよ、」
「最近はホームセンターでいろいろなレンガも売っていますので自分ですればいいですよ」
「外の塀は古い家のままで使えると思いますよ」
と外構植栽工事の資金計画30万円と
提案されたお客様も実際みえました。
そのお客様は、実際建物が完成して、
「30万円じゃ、カーポートとガレージのコンクリートもできないじゃないか!」と
怒っていました。
そんな困ったことにならないように、どうしたら良いものができるのでしょう?
「外構、植栽にお金を残しておく」ということが重要なようですね。
2000万円の建物に30万円プラスでオプションをつけてもあまり見栄えはかわりませんが、
「200万円の外構工事に、30万円植栽工事をプラスすると、」
30万円の植栽だと、
・ 3mほどのシンボルツリー
・ 2.2m〜2.5mくらいの落葉樹、常緑樹を数本混ぜて、
・ その他のグリーンも数種類
・ お庭には芝生も貼れます。
と、 びっくりするほどセンスの良いお洒落な家になります。
まだ、資金計画の段階の方は参考にしていただければ幸いです。
最後に
私が家をたてたあとに、あ〜すればよかった、こうすればよかったのポイントをあげるとすると、
・収納、コンセント、庇など、日当たりと窓の関係などです。
どうしても、打ち合わせは間取り中心になりがちですが、
やはり収納の問題は、つきもののようですね、
子どもが増えたり、物が増えることを計算していたつもりでも、
それでもすくないものです。
だから、物置が売れるのだなと、あらためて思いました。
コンセント、TV,TELなどの引き出しの位置も、もっとあれば・・・
と思うことは多いです。
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