ここ最近、カーポート、ガレージを施工する前に建築確認申請をする事案が多くなってきています。
今までも、10m2以上の屋根を施工するときは、
本当は建築確認申請をしないといけませんでした。
ただ、端部分の緩和措置もありましたし、
業界の暗黙の。。。というか、申請なしでとくに役所の指導もないので
申請なしで施工するというグレーな部分が世間の98%くらいだったのではと思います。
ただ、2025年4月の建築基準法の改正があり、
それ以降、申請しておきましょう。という事例が多くなりました。
住宅関係の法改正が多いのですが、
その中に、「大規模なリフォームをするときも建築確認申請をする。」
という法律もできましたので、
今後、リフォームをする可能性がある場合は、
カーポート、ガレージもしっかり申請を出しておかないと、
リフォームのときの申請が通りません。
もちろん、建蔽率オーバーなどある場合は、全然だめです。
その法改正にともなって、従来のグレーだからでは通らないことも多くなってきたようで、
実際にセッパンガレージのメーカーに聞いたところ、
ここ最近で申請を出していなくて施工していた現場に役所から指導がはいり、
1件は、屋根をはずしてあらたに申請を出す準備をしている。
1件は、工事が中断してしまった。
とのことでした。
地域によっては、見回りも厳しいですし、世の中詳しいひとによる通報もあるようです。
もちろん、工事中は看板を出して作業をしなくてはいけませんので、
みればすぐに申請を出していないことがわかりますね。
ネットの激安店や下請けに丸投げ会社、ホームセンターなど
建設業許可をとっていない会社は申請が出せませんので
注意が必要です。
建築確認申請をしっかり出して施工してほしいというご依頼も増えておりますので、
そのような方がおりましたら、しっかり対応させていただきたいと思います。
工事中止や罰金といったことのないように、いろいろとアドバイスできると思いますので、
ご相談ください。
一般個人のお客様に基本的に対応しておりますが、
カーポート、ガレージ施工の職人様、個人事業者様などで建設業登録されていない方への
建築確認申請サポート、アドバイス、
申請用の図面の作成、申請業務、謄本公図の取得など、申請代行も行っております。
申請には日数もかかる事が多いので、早めのご相談をおすすめいたします。
よろしくお願いいたします。


